ニート…‥
それは何もせず家で引きこもりをしている人を言う。
この話しは、今増え続けるニート化した高校生の話しでぁる。
彼女の名はあい。
彼女は通信の高校に通い、バイトに明け暮れる生活がここ数日続いた。
そんなあいは最近バイトを辞めた。
あいはバイトを辞めたら半年は、まずバイトが見つからない。
そんなあいには、中3の妹と両親と暮らしていた。
今日は平日。
バイトも学校もないあいからすれば毎日が夏休みだった。
あいが寝てると、あいの妹なおがチョッカイを出した。どうやらなおは今日学校が休みらしい。
なお「姉ちゃん、もう13時だよ〜?起きなよ〜」あい『うるさいなぁ〜わかったよ、起きれば良いんでしょ?』と言いあいは渋々起きた。
ご飯を食べたらまた寝る…あいはそんな生活を繰り返してた。
現代社会で言う、ニートである。
そんな生活をするあいを見て妹のなおは「いい加減バイト探したら?」「学校の課題はしなくて良いの?」など、まるで母親みたいな事を毎日言われ続けた。
あいがバイトを探さない訳には理由がある。
それは、大学生の友達からバイトの紹介を貰うからである。
あいはその日の夕方から、その大学生と高校の友達と飲む約束をしてた。
あいが帰ってきたのは時間が変わった24:30に家に帰宅した。
あいは、酒と煙草の臭いをぷんぷんにさせていつも帰ってくる。
そして次の日は必ず二日酔い。
そんなあいを見て妹なおはこう言った。
「お姉ちゃんってニート以上トニー未満だよね」
あいは不思議に思った。
ニート以上トニー未満…!?
なんだそれは??
あいは聞いてみた。
『それ何??』
なおはこう言った。
『ニートって言うのは、何もしないで家に引きこもる人を指すでしょ??
ぢゃぁ、バイトで生活費を稼ぐけどそれ以外では
家から一歩も出ない人をトニーと言う。でも、姉ちゃんはバイトはしないけど家からはたまに出る。ニートにもトニーにもなれない、ニート以上トニー未満って訳。」
あいはなおの言葉に何も言葉が出なかった。