水城が水嶋に恋心を抱いてる事が発覚した。(今日の電話で)
水×?カップルなかなか面白そうでえぇと思うねんけどな、うちとしては。
さっき、話し中に水嶋が水城の家を訪ねて来たみたいで、途中で切れたんよな。
(上手く行くとえぇな、水城)
とゆー訳で水城からの報告待ち。
ポテトチップスもそこ尽きたし思うて、空箱をごみ箱に捨てようとベットから立ち上がった時やった。
〜♪
携帯が鳴る。
(おっ！キタキタ)
開くと画面に《眼鏡》の表示。
｢何や、孝志か｣
ピッ。
『もしもし、阿部さん？』
｢うん｣
『出るの早いですね♪もしかして電話待ってくれてたんですか？』
孝志の妙なテンションにムカついたから言ってやった。
｢うん。アンタ以外の電話をな｣
『ひどい…』
電話の向こうで何やらしょげとる(笑)
｢まぁ、それより用があってかけて来たんやろ？｣
うちがそう聞くと、すっかり元の孝志に戻った。
『あ、はい。実は台本が出来上がったんで良かったら今からそっちに届けに伺いたいと…』
｢うん、かめへんけどアンタに住所を教えるのは勘弁して欲しいな。またストーキングされたら困るし｣
『えぇ〜(泣)』
そんな冗談を言いつつも教えた。
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