会いたい
君を暗闇に閉じこめてしまったのは僕で取り返しのつかないことをしたと
今更後悔しても
今更君に謝っても
もう遅すぎるだろう
君は今でも僕を恨んでいるだろう
苦しみや悲しみを押し殺して
折れそうな心を精一杯強く見せようとして
無理をして笑って生きているんだろう
悪かったなどと君に届くはずのない意味のない言葉は言えないけど
僕はこんなにも君を求めていた
怯えた眼を思い出す度に心がうずく
君へ繋がるものを失ってしまったから
今すぐ君の住む町へ走っていきたい
抱きしめたい
君が僕を恨んでいても
僕を許せなくても構わない
わがままかもしれない
ただ僕の腕の中で眼を閉じて呼吸をしてくれればいい
僕は君の鼓動と体の温もりを焼き付けて生きていくから
もう苦しめない
傷つけたりしない
一度でいい
もう一度
君に会いたい