わずかな音の流れでそれは光った
知りたくないことにはいつも目をつぶった
勝ちたい者に勝つために酒をあおった
紙の上をすべらないペンでウソを書いた
彼女の笑顔が恐くなった
夢と金の話はもうたくさんだ
島の広さを知る必要はない誰と誰がウソをついているのか
俺には分かっている
お前の笑顔が恐くならないための笑顔を俺は探した
それは生きる理由を探すのと同じくらい
愚かだとやっと気付いた
だから生活するための最低限の金を稼ぐことを
俺は全面否定する
一度も手を合わせずに今日の日は沈んで消えた
次に会う時は笑っているよ
日は沈んで消えた