深愛 街

ロベルト☆ヤッチョ  2007-06-04投稿
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ついに恐れていたことが来た。



その日、練習後に僕らはトップチームの強化部長に会議室にて、説明された。


話はなんとなく聞いていると思うが、来年フリューゲルスはマリノスと合併することになった。


一、二年生は以上で話を終わる。追って連絡をするので今日は解散。


そういうと三年生以外は会議室をでていった。



取り残された僕らに強化部長は、頭を下げ、こう話した。


すまない。



僕らはなにも言わない
ただ聞いていた



本当にすまない



謝る強化部長に僕らはなにもいえずにいた




謝るのは親会社のほうだとみんな考えていただけに、悪い気持ちにはならなかったけど、次第にもしかしたらという思いがあった。



沈黙のあと強化部長は、一、二年生は来年マリノスユースに昇格する。しかし、君達は今年で卒業だ。昇格はない。

マリノス側もトップ昇格はしないようだ。

君達は残りの高校生活で進学か就職かを決めて欲しい。

そう言い放つと、


本当にすまないとつぶやいて強化部長は部屋をでていった。


僕らは一生懸命練習に取り組む気力を無くした。


僕らは急遽、就職活動を余儀なくされたんだ。

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