強化部長の一言から僕らはサッカーをするより進路の重要性を感じた。
今からでは大学は無理とか、企業チームなら間に合うとか練習よりも、みんながどの進路をとるかが気になっていた。在り来りなら就職だけど、中々このご時世では、こないかと言われることが少ない。
正直僕も悩んでいた。
進学か就職か
いずれにしても、フリューゲルスには残れない
僕はしばらくユースを休むことにした。自分を見つめ直したかったから
学校や近所の人の話を聞いた。電話だけどユースの友人にも話した。
結論はでなかったけど、僕の中で何かが決まったような気がしてた。
もうサッカーで夢をみるのは予想。
そして僕はユースの練習に戻った。最後の想い出をつくるために