相手は体育科だった。 …エースにエースが打ち帰してくる。 鉛のように重いドライブ、 一歩も動けないサービス。 正直、テニスしている気にはならなかった… 小雨はウェアを着実に湿らせ、試合中なのに寒気がした。 その寒気には体育科への畏怖も含まれてたのかもしれない。 泣く間なんて…あったのはただの… 今も続くこの感情…無力感 ただ一瞬、涙を流したのは… あの坂道の夕日の前
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