もう恋はしない《番外編》?

じゅりあ  2007-06-08投稿
閲覧数[371] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「まず、自己紹介から。僕は池成 睦斗(むつと)、ここの副部長やってます」
さっきのイケメンがヨロシクと言わんばかりに握手を求める。
次にそばかすショートの(悪いけど地味な)女子が前に出た。
「佐伯 未来(みらい)、三年です。えと…、中学最後の文化祭なので、気合い入ってます。ヨロシクお願いします」
未来(と名乗った女子)の後に続いて体格のえぇ男がうちの手をとった。
「皆田 博(ひろ)、三年!声のデカさは誰にも負けませんっ!」

って、…耳イタ…。

うちが耳を軽く塞いでると、今度は今時女子と言った感じのパーマっ娘がうちに近づいて来た。
「一年、持田 彩です☆和也の彼女やってま〜す♪」

おいおい…と彩の肩を叩いて出て来た若干タレ目が特徴の男子は、
「真鍋 和也、二年。ペットの名前は彩です」
と言った。

「何よぉ。ペットって!」
彩が和也に頭を押さえられて暴れてる。
孝志は頭を掻きながら付け加えた。

「こんな連中ですが、よろしくお願いします」
「…お前が言うな!」

あ、今誰かとかぶった。
イケメン睦斗が突っ込みポーズをとったままで、こっちを見てる。

そんな訳で練習の日々が始まったんや。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 じゅりあ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ