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祐希「―白―……」
うっすら目を開く。
真っ白な天井が見えた。
清潔感のある白い部屋。
記憶がぼやける…
(…病室…?)
「気が付いた？」
祐希「…っ」
声がしてそちらを向こうとするがうまく体が動かない。声の主が視界に入ってきた。
「…まだ横になっときなさい。もうしばらくしたら動けるから。
ｱﾀｼの名前は桐咲瑞枝。器量と頭のよい、お姉さんよ。」
そこにはﾛﾝｸﾞﾍｱｰの、雰囲気的に軍の服らしぃがあまり見たことのない制服を着た女がたっていた。
祐希「…は…？ｱﾝﾀ、何？…つかなんでこんな……」
瑞枝「もう少しｱﾅﾀが回復したらあとで話すわ。」
何かのﾃﾞｰﾀだろうか、その女はもっていたﾁｪｯｸﾎﾞｰﾄﾞの紙ををめくりながら答えた。
祐希「…回復…?
(…俺は何してたんだ…
俺は、学校にいて…すげぇ"サイレン"で……そんで
"ﾍﾘ"…が俺と…俺と…！)紫穂!??…おいｱﾝﾀ！紫穂は!?ｱｲﾂはどこいったんだよ!!?」
記憶の波がどっと押し寄せる。
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