〜銀〜?

ひかる 未来  2007-06-08投稿
閲覧数[293] 良い投票[0] 悪い投票[0]

〜蛇はしつこい〜

「白蛇のじいさんこそ何やってんだよ!山に帰るんじゃなかったのかよ!」
「?じいさん?じゃと…?ワシはこれでもまだピチピチの20代じゃっ!」
「嘘つけッ!(怒)」
柚はどうでもいい事を言う白蛇に少し腹がたった。
「何やってるって聞いてんだよ!」
「まあ…あれじゃ!単に山に帰る道が分からなくなったのじゃ!」
「……。」
白蛇の言葉が余りにもわざとらしいので柚は呆れてしまった。
「あの山に向かって飛んできゃ〜いーだろうが!幽霊なんだからさスイスイ行けるだろ。」
「……。
ゴホッ、ゴホッ年寄りは病気がちで困るのぉ〜。」
「さっき、自分でピチピチの20代つってたじゃん。」
「チッ…。」

(この蛇ジジイ…。俺が?主退治?断ったもんだから強制的に山に連れてって協力してもらおうとか考えてないか?)

柚の頭がすばやく回転した。
白蛇はチラチラ柚の事を見ながら悪あがきをする。
「ゴホッゴホッ…」
「わーったよ。山に着いたらソッコーで帰るからな。」
「お主は優しいのう!感謝するぞッ!
所でお主の名は何というのじゃ?」
「閻魔…柚。」
「柚殿かッ!
では柚殿!山への道案内、頼むぞツ!」
「…全く…」

柚と白蛇は学校へ出て山へ向かった。

つづく

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ひかる 未来 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
ツルツル×脚痩せ
効果抜群↑ソルト


▲ページトップ