SK!P-6

やいせ  2007-06-08投稿
閲覧数[338] 良い投票[0] 悪い投票[0]

西沢は一瞬難しい顔をして「別に‥ただなんとなくよ」
なんとなく?
「‥ええそう。なんとなく、でももう行くわ。さすがに単位が心配だし。」
なんだ、やけに簡単だな。
「いいじゃん。もう来るんでしょ?」とのみかんの問いに
「ええ。そうするわ」と答える
そうだな。時計が目に入る6時。もうこんな時間か。俺は帰るが、みかんはどうする?
「うん。帰ろうかな。」
そうか。じゃあ帰ろう。その前に西沢。
「何かしら?」
へんな事を訊いてもいいか?
「‥」
お前、前に俺とあってないか?
「‥‥ほんとにへんな事ね。始業式が初顔合わせの筈よ」
そうか。ならいいんだ、帰ろうか。
「‥うん」みかんがうなずく。
じゃあな。また明日と言い西沢の家を後にした。
次の日、西沢は言った通り学校に来ていた。
よう。来たんだな。
「おはよう。うん。あそこまでしてもらって、来ないわけにはいかないでしょ?」西沢は笑って答える。
そういや隣の席だったな。忘れてた。
どうでもいい話をしていると、みかんがやって来た「おはよう」
おう。
「おはよう。」と西沢
こいつの顔はどうも昔から知っている気がしてならない。
「気のせいよ」
果たしてそうだろうか?

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 やいせ 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ