叫ぼうぜ!!

Tiyo  2006-02-27投稿
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放課後のことだった…「バーカ、お前なんてライバルとも思ってねぇよ〜(笑)」イケメンでクラス1モテる友也が廊下を走りながら 涼に叫んでいた。「またバカが騒いでるし。 そこのはしゃいでるバカ!!廊下は走らない!!黙って歩けっつぅーの!!」クラス1男に興味のない女 真悠子だ。「おっと、レディーを怒らせちゃったみたいだな。ゴメンよ(笑)………あとは涼頼むぞ〜 じゃあ!!」友也は満面の笑みをうかべ 走り去った。「えっ!!??」涼は本当にびっくりしている。「涼…くんと話したことなかったね。よろしくぅ。それと忠告、あのバカのバカ菌がうつらないようにね。」真悠子はそういうと、階段を降りて行ってしまった。…この日がきっかけだった。…次の日のこと…「真悠〜!!本当なの?涼と付き合ってるんだって?ねぇ!!」友達のあさひがパニクっている。「はぁ?なにそれ誰から聞いたの?えっ、ちょっと!!涼くんとあたしがぁ?」「友也王子が言ってたの!!昨日の放課後に2人だけで…そして……。」あさひが照れ臭そうに小さな声で言った。「キス。」その瞬間、真悠子に怒りが込みあげてきた。「今友也どこにいるの?あさひ教えて!!!どこにいるの?」真悠子はしだいに悲しくもなってきた。「真悠どうする気?」「いいから教えてよ!!!!」「体育館……。」真悠子は走りまくった。先生から注意されるこえも全てが『2年2組の綾瀬真悠子は同じクラスの長谷川涼とキスしたんだってぇ(笑)(笑)』そう聞こえた。真悠子の視線の先にはバスケをする友也だった。「友也!!!!!!!!!!!!」真悠子の怒り叫びにし〜んとなった。「へっ?」友也は笑っていた。「……なんでそんなデマ言うの!?信じられない……なんでなの?ねぇ、なんで!!!」怒りのあまり声が震えていた。「きまってるだろ。綾瀬真悠子がこの世界で1番好きだからだよ。」予想もしない言葉だった。「冗談言わないでよ!!ふざけないで!!」友也の頬を平手で殴った。パシーン。「本気だよ。俺は。真悠子のことが 好きなんだよ!」 「あたしは……あたしは…あんたなんて…あんたなんて 大嫌い!!!!!」真悠子はそう言うと、走っていってしまった。「真悠子!!!!!!」友也が必死で追い掛けてきた。「こないで!!!」友也は真悠子をがっしりと掴んだ。「触らないで!!離して!!!」その瞬間、友也の唇が真悠子の唇に優しく触れた………。

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