「元気無いじゃん?」 ナオはそう言って花音の肩をポンと叩いた。 「うわ!」 一瞬の出来事だった、僕はナオの手を弾き返してしまったのだ。 「いて〜。」 赤くなった手を押さえながら、ナオは少し大げさに言った。 「ゴメン。」 我に返った僕は、誤った、ドキドキして止まらない…。 「先教室行ってるね。」 そう言ったとたんに僕はあわてて昇降口まで走って行った。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用