「ホントにごめん…さよなら」
これが僕が最後に君に言った言葉だった。 君は俯いた後、僕を見つめたけど、その瞳にはたくさんの涙があったから、僕は見る事が出来なかった。
別れるつもりじゃなかった…、あの日、あのセリフを聞くまでは…。
僕は君の事が好きだった。でも、心の奥にあるホントの気持ちを、いつも偽ってた。
そんな時にたまたまレンタルしたドラマを見て、僕のココロのドアは空いてしまった。「 一生に一度で世界で一番なら許してやれねーかな?」この言葉が僕を変えてしまった。
ココロの奥にいた人が僕を埋め尽くした。
だからケジメをつけたんだ。周りの意見とかじゃなくて、自分と見つめ合って出た答えだった。君との時間はとても楽しかったけど、僕のココロにいる人は、僕のすべてなんだ。 僕にとってすべてなんだ…。
だから、君にさよならを告げた。
最後は笑顔で別れたかったけど、出来なかったね(笑)
さよなら、僕の愛した人。
さよなら…、ありがと…。