西暦2135年
温暖化が進み、海の水位が上昇し、小さな島々から沈んでいく中、人々は少しずつ大陸へ移動していきました。
領土問題や人種差別により世界中で小規模紛争がおこりました。
領土が確保されている国は平和をうたいながら、沈み行く国を見捨てていきました。
島国勢は資金を出し合い、宇宙ステーションの建築にのりだしました。それでもやはり資金不足に泣かされ、大陸勢に寄付を求めると
地球に帰還しない事を条件に資金援助をする。という事になり
20年後の2155年に建築終了を迎え、1年かけ食料品を積み込み2156年
地球に別れを告げました。
宇宙空間に出てフィリュトン光粒子パイプレーザーを使用し、周りの惑星情報をサーチした時に太陽系内の地球、月、火星を除いた中で唯一、人種が移住できそうだった星が冥王星なのでした。
フィリュトン光粒子パイプレーザーとはフィリュトンさんという学者が考案した理論を基に作られた装置です。
光(ある程度の強さがあればなんでもいい)を特殊装置でフィリュトン光粒子に変換します。
このフィリュトン光粒子というのは、平均反射率99.993%を誇る光の粒子です。
ちなみに直視すると失明します。それほど強い物なのです。