君と僕の間にあるこの壁は
たたいてもおしても壊れない
高くて攀じ登ることも出来ない
だけど
ずっとずっと壁沿いを歩いていけば
いつかはどこかで途切れていて
そこから君のもとへ行ける
よく考えてみれば
壁なんてあっても無くても
結局繋がっていた
ただそれに気付かなかっただけで
僕と君は
ずっと繋がっていた
赤い糸じゃなくても構わない
君に想いがなくても構わない
君の近くに居れるだけで
僕はそれ以上の幸せはない
なんて嘘つき…
自分の目の前に壁を作っていた僕