relathons 45

るぅ  2007-06-11投稿
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あまりに突然すぎて反応ができない。

「……っ…!」

動けない俺をユカリが押し倒し、覆い被さる。


そのまま深い深いキス。



まるで―――優しく食べられてるみたいだ…



されるがままなんて………らしくねぇ。

腕を伸ばして、ユカリのまとめている髪留めをとる。

一気に流れ落ちてくるまだ半乾きで少し冷たい髪の毛。

むせかえるほど甘い薔薇の香りに包まれて、


理性が飛んだ。





素早く体制を入れ替えて、貪るようにキス――キス―――キス――――。


飽きるほど繰り返しても足りない。

離れた瞬間にもう求めてる。

首筋も、背中も、足の先まで――


すべてが愛しくてたまらない。



白い肌に咲かせる赤い薔薇。
刻み込む俺のしるし。



なぁ、こんなの初めてだよ。


体が、心が、お前を求めるんだ。

なんでこんなに熱くさせるの?

触れる度に甘い声を上げる君は、まるで楽器みたい。

もっと鳴いて、もっと感じて



俺に 溺れて





それから俺達は、夜が明けるまで何度も何度も求め合った。

重なり合って、繋がり合って、とめどない快楽の中で感じる初めての気持ち――

意識を失う瞬間、ユカリを抱き締めながら思った。



なんか俺――――幸せかも………



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