あーだこーだやってる間に世代交代を迎え、1世紀以上が経ちました。
その間も人類の移住可能な星をサーチし続けました。
そして西暦2235年
4度目の冥王星調査の結果、人類は冥王星に可能性を見出すのです。
今まで惑星としてカウントされず矮惑星または小惑星(134340号)としてみられていた冥王星は、表面は珪酸塩に被われ、大気は窒素、メタンや二酸化炭素の氷で構成されていると言われていました。が
しかし、それも仮説にとどまりました。なぜならばこれまで、無人有人惑星探索機が一度も訪れることは敵わなかった星だからです。
―冥王星は惑星ではなく矮惑星と決められた事と、今は他の銀河系の研究や時間逆行の研究(重量=時空というのは確率済なので進展は確実)が第一だとの移行により、研究するに価しない星の一つに位置付けられています。
しかし、今は予想ではなく実行が真価。
太陽系を離れるわけにはいかない上に、エネルギー残量も3分の1を切っていたという事もあり冥王星に着地する事を決意しました。