I need … -1-

 2006-02-28投稿
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「ぇみちゃん!」突然名前を呼ばれ,何かと思ってふりむいた。「ねぇ,ハル来てる?」そう聞いてきたのは?年の中で一番可愛いと有名だったお姉系の2組のリナちゃんだった。私は「ぇ…見てないけど」と驚きながら言った。「そっか-ありがとね!」笑顔で去って行くリナちゃんを私はまだ驚いたままの状態で見ていた。彼女とは話した事がなかったし,何故私の名前を知っててイキナリ私に彼の事を聞いてきたのか疑問に思ったからだった。彼女が言ってたハルという男の子は高?になってから全く学校に来なくなっていて,もぅ季節も秋が過ぎようとしていた。彼は学校内でカナリ有名だった。それもそうだ。サラ?の少し長めの黒髪に眉毛と鼻がすっとして,キレイな顔立ち,細身で身長も人並みよりちょっと高め,見た目からしてカッコよかったし,有名になるのは当然の事だった。そして彼には,裏で女と遊びまくってる,二股してる,女に貢がせてるなど女のこの噂が耐えなく流れていた。そんな彼とは私はクラスメイトってだけの存在だった。いや,彼は私の名前を知ってるのか?その程度の関係だった。

その日の帰り,私は駅から5つ離れた所にぁるリカというクラスの友達の家に遊びに行っていて帰る途中だった。電車にギリ?乗れたが…私はハッと目を覚ました。「終点 -」乗り過ごして終点まできてしまっていた。「最悪-!ここどこ-?!」私は泣きそうになりながら駅をでた。とりあえず誰か迎えに来てもらわなきゃ!そう思って携帯を開いた。そのとき…ピ-「充電して下さい」という文字が画面に出ていた。「はぁっ?!ウソ待って待って!」…そういえばと思いだした。リカの家で私はずっと携帯をイジっていた。ピ-そのとき虚しい音とともに携帯の画面がが真っ暗になった。私は愕然とした。「ありえない…」学校の帰りそのまま遊びに行ったから制服を来たままだった。「絶対補導されるよ…」母はそうでもないが私の父は厳しい人で,昔門限を破って遊んでいたら次の日顔がぼこぼこに腫れるまで殴られたて何時間も玄関の前で正座ささせられた事があった。忍耐力の強い私は何とか耐えたが,もぅごめんだと思い,それからは父が出張以外の時はキッチリ門限を守っていた。しかし今門限の?時はとっくに回っていた。「補導なんてされたら…私殺されるかも」なんて事ばかり考えながら駅の側でぼ-っとつったっていた。もぅどうしようもない状態だった。



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