あの空模様は何を表しているのかな?
夢?恋?なんだろう?
「ぁぁー腹へった」
そう言いながら私は
葵、弥生の二人の所に行った。
「波絵お弁当は?」
「忘れた」
「学食行く。」
「財布忘れた。」
「なっどんだけ〜」
「じゃぁどうしよう私も今日財布もってきてないからなぁ」
すると
「じゃぁこれ使いなよ俺のおごり♪」
そういってきたのは
うちの学校以外でも有名な阿尓村グループ若社長
阿尓村 洋
なんで阿尓村さんが…
阿尓村は若社長でありながらかなりやんちゃだ。
「あっありがとうございます」
「いいよ♪」
「波絵ちゃんケー番交換しよう♪」
「えっ?あっはぁいいですよ?」
その夜
プルルルルル
「うるさいなぁ〜誰?」
「もしもし波絵ちゃん?」「あっ阿尓村さん!!」
「じつはね今友達といるんだけど波絵ちゃんと話がしたいんだって。
かわってもいいかな?」
「いいですよ (^-^)」
「もっもしもし…」
「もしもし!あたし波絵!君は?」
「佐倉 翔一やで」
「翔一君?よろしくね!
翔一君って関西出身なの?」
「うん。関西出身やで」
「そうなんだぁ」
「今から会える???」
「うん!会えるよ☆彡」
たしかM公園だよね…
「波絵ちゃん?」
「えっ?その声…
翔一君!?」
「せやっ!」
私はビックリした。
まさかこんなに、派手だとは…
「波絵ちゃんって俺の思った通りの子やな♪」
「そうですかぁ?」
月日がたって私たちは付き合いはじめた。
「翔一♪キスしてぇ♪」
「なっなんでやねん!」
「波絵の事嫌いなんだ…」「っちがっ…あーもー」
「んっ」
翔一の唇が波絵の唇と重なり合った。
「翔一大好き!!」
「俺も波絵大好きや!」
「あっ翔一みてみてあの雲!ハート型だぁ!」
「ほんまや!なんか俺達みたいやな♪」
「そうだね♪」
「波絵ねぇ…翔一のお嫁さんになるのが夢なんだぁ」「ばーか俺以外波絵を幸せにできるやつなんかおらんわ!!」
「ひひっ」
私たちはこの先あんなことが起きるなんて
考えてなかった。