私の大切な人が居なくなったとして
飼ってくれなかったとして
もし永遠に帰って来ないモノだとして
そしたら私は一生懸命に探すの
それが二度と戻ってこないとしたら
ここに二度と戻ってこなかったら
泪を流し 声を震わせ 一人泣いている
声を枯らし 聞こえない足音を 必死で待ち続ける
探しても戻らないモノがある
時は変わって過ぎて行く
人の心も変わっていってしまうもの
私に幸せはあるのだろうか
これが寂しいというものなのだと知った
これこそが“孤独”というものだと分かる
誰かを呼んで 誰かを探しても だれも部屋にはいない
私を救って あやしてくれる人も 誰一人としていないの
あの日、
置いていかれた人形という名の私は孤独を抱えて生きていく…。
誰も居ない部屋にはただ、月明かりの光が私を静かに照らし続けているだけ……。