TwIN wORLD 招待?

I'll.  2007-06-19投稿
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Lv10。
この世界じゃかなり高尚な敵。
Lvは個々の能力と敵の強さに関係する。自分達の能力 Lvの合計値が敵の Lvの2倍以上が最低条件。
彼らの能力合計値は20。
僕のキャラクターの能力はLv11。最強の一歩手前。イルア。この世界の、TwIN wORLDの10番目のキャラクター。この二人さえいればLv10など敵にならないだろう。

イルア[じゃあ早速行こうか?]

二人は二つ返事で同意し、すぐさま討伐に向かった。すぐに終わった。後は街に帰って落ちて寝る。普段ならそうだった。だがどういう事だろう。二人も驚いていた。こんな状況になって驚かないのはおかしい。いや、自分の頭が狂わなかっただけ拍手物だ。それぐらいおかしい事だった。



・・・何故こうなっているのか?僕は確か・・・佐奈とイルアさんと討伐に行って、すぐに倒して、街に帰って・・・落ち・・・たのか?本当に?僕は隣りに座って唖然とした顔で地面を見つめる佐奈に聞く。

狼狽男[僕達さ・・・どうなってんの?]
佐奈は静かに口を開いた。



私は全部覚えてる。何が起こったか。だから狼狽にも説明は出来る。でも非現実的すぎて言葉が出ない。数時間にも感じられる時間の後、なんとか口を開く。

佐奈[あ・・・あ・・・あのね・・・確か・・・落ちようとして・・・そしたら急に意識がな・・・無くなって・・・気付いたらここに・・・]

そう。意識が無くなって気付いたらここに居た。夢じゃない。現実だ。でも非現実的すぎる。まさか・・・自分達が・・・
――TwIN wORLDの世界の中に居るなんて・・・。――
理解出来るはずも無い。記憶を引っ張り出すのが限界だ。ここは見慣れた場所。ただし・・・パソコンの中で・・・だけど。

イルア[そんなバカな話あるか!これは夢だ!]
佐奈[・・・認めたく無いけど・・・現実だよ。]
イルア[何だよ・・・何なんだよ!]

その時だった。目の前に見慣れた物が現れた。モンスターだ。でも何か違う。現実的・・・だからだろうか。
・・・そんな事考えてる場合じゃない。
イルア[どうすんだよ!?]
佐奈[落ち着いて・・・世界が同じならば能力が使えるはず。逃げながらなんとか考えましょ。]
私達は方向転換すると一目散に逃げ出した。



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