第一章、『運命の出会い』
僕の名前は斎藤成太
東京の町田に住むごくごく普通の高校一年生
ただみんなと違うのは…
極新空手の全中王者ってとこだけ!
あれは運命の出会いだったのかもしれない…
僕は学校が終わりいつもの道を友人の村上友也と家に向かい歩いていた…
『ちょっとやめてください…』
僕達の前で女の子二人が絡まれていた
友也は『お前助けに行けよ!』っと僕の肩を押す
友也は物凄いお調子者だ
俺は少し戸惑った…
親から普段、極新空手を使う事を禁じられていたからだ…
でも人助けなら父もわかってくれると思った…
僕は声をかけた!
『おい!お前ら彼女達が嫌がってんだろ…』
絡まれていた女の子と絡んでいた男が一斉に振り向く
男A『なんだお前!?女前でなにかっこつけてんだよ!』
僕の肩を押す
僕の右足は思わず彼の頭を蹴ろうとしていた…
止まれ…心の中で呟いた、
右足は彼の頭スレスレで止まった、
男A『ちぃ空手野郎か!おい行こうぜ、』
男達は背中を向け僕達から遠ざかって行く、
俺は女の子達に声をかけた『大丈夫だった!?』
女の子達はとても怯えていた…
僕はなにをしていいか分からず『もう大丈夫だから、ねぇ!男達もどっかいったし』
女の子達はようやく口を聞いてくれた
『ありがとうございます…果たしは小泉由香高校一年です』
一人は小泉由香って言う女の子!
もう一人は
『私は木村美幸同じ高校一年だよ!
これが僕たち四人の初めての出会いだった…
そしてこれからこの四人が甘酸っぱい青春を送るとは今誰一人分かってはいなかった、
『俺は斎藤成太同じ高一!こいつは村上友也俺と同じ高一』
友也が小さい声で『成太!この子達送って行こうぜ!』
とまたお調子者の癖がでた!
『馬鹿!今このこ達送ったら間違いなく稽古に遅刻するだろ…』
友也
『別に良いだろ!1日くらい☆なぁ!?』
僕
『分かったよ!全くお前はどんだけお調子者なんだよ!?
』
友也
『あの〜もし良かったら家まで送ろうか!?』
由香
『いぇ私達だけで大丈夫ですから…』
美幸
『いいじゃん由香!どっちもイケメンだし!あんたも新しい恋しなきゃ!』
由香『でも…』
美幸『本当です!?ありがとうございます☆』
第一章『運命の出会い1』完