教授のXファイル??

911  2007-06-20投稿
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しかたないので、俺は海岸に行き、打ち捨てられていた古いボートを使って海に出てみることにした。当たってくだけろ、だ。ところが、舟は随分重く一人で運ぶのは困難だったため、波止場の峰崎を呼びにいくことにした。

すると、波止場にはなにやら人だかりができている。なんなんだ?いったい。
「あ!教授!見てください!この人達全員お店に来てくれるそうですよ!」
人だかりの殆どは峰崎目当てにやってきた野郎共だった。
「そんなのはどうでもいいから、さっさとこっち来て手伝え!」
すると、野郎共その?が
「てめぇ、何者だ!?俺らの京子ちゃんに手ぇ出すな!」
京子とは、峰崎の下の名前である。
「てめぇらこそ、俺の大事な労働力を拘束してんじゃねえよ!」
俺も負けじと言い返すと、
「なんだこいつ!?おめぇら!ボッコボコにしちまおうぜ!」
「そうだそうだ!やっちまえ〜!!」
そう言って、日焼けした日本男子達が正拳突きで襲いかかってきた。
こう見えても俺は合気道初段だ。奴らの挑戦を受けて立とうとしたが、今日は胴着ではなくスーツだったので、不本意ながら逃げることにした。



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