教授のXファイル??

911  2007-06-21投稿
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「この町の名物、フナムシの唐揚げです。たくさん入れておいたので、お友達で分け合ってお食べになってください。」
おれのテンションは垂直落下した。あまりのショックに俺は倒れそうになりながら、公民館を後にした。

「うわっ!なんじゃこりゃ!?」
海の家に帰った俺は日本男子でパンクしそうな建物を見て唖然とした。
「おぉ!翼!助けてくれ〜!」
野々宮が叫ぶ。
「京子さんはどこだ〜!!」
「京子ちゃんをだせー!」
男共も叫ぶ。
あいにく京子はペット老人の犬にゾッコンで、まだ町に留まっている。
「さすがにタダではむりだなぁ〜♪」
俺は意地悪く言う。
「わかった!払うから早く助けてくれ!」
「いくら?」
「1000円!」
「帰ろっかな〜♪」
「ま、待て!2000円だ!」
「もっとだな。」
「3000円!」
「後ちょい!」
「5000円」
「まだいけるぞ!」

金は搾り取れるときに取っておかなければ。おれはさらに金額を上げるべく交渉を続けた…

シーサーペント編 終

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