ただの一発で
相手を黙らせることが
できると
証明してやる程の
ヒマだけは確かにあった
どうでもよくなってくるまでは
一生懸命やってみる
いつまでも寝むれるということが
いつの間に怖くなった
俺という者は
現実をみるために
現実から逃げている
ただのモノ書きだ
凡百のペン使いだ
自分のために自分を
犠牲にするのが
一つの方法なんだな
かつてモノを書いたことのない者達と
今も書き続けているすべてのモノ書きに
勝負できるくらいの者には最低でもなっておきたいから
今日も書くのであろう