一人ぼっちな気がして
ふいに寂しくなった
ほんとは一人ぼっちなんかぢゃないのに
何だか寂しくなった
なぜだかわからないまま涙が出た
溢れる涙を止めようと 上を見た
星がたくさん光ってた
涙越しの星空は
ぼんやりキラキラ光ってた
ただ見上げる星空とは違ってて
涙越しの星空は涙で光りが滲み
空一面が光っていた
きれいだった
涙したからこそ見れた夜空だった
何かを知るために
人は涙を流すのかもしれない
そう感じた夜だった
written by shio