バラバラ?

ひかる 未来  2007-06-22投稿
閲覧数[901] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「あと、そのアパートで何があったかインターネットで調べとくから、お前も近所の人とか大家に聞いてみたりしとけよ。」

「そんな事しなくてもいいよ。訳ありだっつうの納得して部屋借りたんだから、今さら事情とかどうでもいいよ。」

「だけどなぁ〜…」

「とりあえず和室に入らなきゃいいんだろ?
だったらそれでOKじゃん。」

「…絶対に入るなよ。何があっても…。」

「分かってるって!
もう夕方だし俺帰るわ。」

友達の家を出てあのアパートに足を運んだ。

友達と話して恐怖が一気に消えた。
だけど、友達の深刻な顔が気になって気になって仕方がなかった。

友達は不安でいっぱいだった。

「…アイツ…大丈夫かな?…
…大丈夫な訳ないよな…なんか俺まで気分悪くなってきた。」

霊感が強い分、酷いものを見てしまうと気分が悪くなる事がある。

そして
どうしても本人にこの事を告げられなかった。
肩にずっと小さな赤ん坊が乗っていた、とは。

つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ひかる 未来 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
アプリDLで稼ぐ!
“Point Income”


▲ページトップ