「今は任務中だ。私語は後で。勇君、無反応弾の制御棒全解除。」
勇オペレーターはモニターを見ながら頷いた
「制御棒全解除。臨界点突破まであと10!……臨界点突破!爆発2秒前!」
すると、大爆発を起こした。
「主砲用意しつつ、急速後退!」
艦長は叫んだその時は遅く、衝撃波が来た。立っている者は全員、倒れた。飛鳥は、爆心地付近にいたため、指令室の窓ガラスが割れてしまった。
「…勇君!目標は!」
「…目標は…グラビディバリアにより…損傷軽減…うぉ…」
ガタンッ
勇オペレーターは椅子から落ちた。護は勇オペレーターに近付…なんとしても、目標を殲滅しろ!主砲全砲門と対空音速機関砲、照準合わせ…」
「主砲、全砲門照準よし!対空音速機関砲、照準よし!どうぞ!」
「撃てぇー!」
艦長が叫ぶと、飛鳥の主砲から荷粒子砲が発射され、対空音速機関砲から対空砲を撃った。航空部隊は1/3が特攻した。飛鳥の二発目の無反応弾により、空飛ぶ戦艦は撃沈した。
ハワイ島に到着した旧ハワイ諸島攻撃艦隊プラス日本自衛隊。護は、輝の所で話をしていた
「なにぃ?!勇オペレーターが死ん―――」
「声がでかい。それで、勇オペレーターからロリコン伍長宛ての手紙を預かった。それを返すよ。」
護は、輝に手紙を渡し、輝は手紙を貰うと、ポケットに直した。すると、亜莉菜がやって来た
「あ、護様!輝伍長!艦長が呼んでます。」
「あ、わかった。ありがとう。」
護達は指令室に行き、着くと、艦長が部屋の隅っこに居た。
「艦長!何やってるんですか?」
護は艦長の近くに行った。
「ああ…護君か。勇オペレーターが戦死した原因は多分…無反応弾発射指示をした…」