成田空港からブラジルへの直接行く飛行機はないため、ロサンゼルスを経由して長旅となった。
バスに揺られ、サンパウロの日本人学校へ着く頃にはかなり体力的に厳しい状態で、僕はへとへとだった。
日本人学校の職員は親切に、ホームステイ先まで案内してくれた。
着いた家の主人は日系で、日本語も話せるから非常に助かった。
また、アマチュアクラブの代表でもあり、一ヶ月だけどクラブへの練習も許可してくれた。
こうして、朝から夕方まで日本人学校で手伝いながら、学び、夕方からアマチュアクラブでサッカーをする生活がはじまった。