上げるらしい、こっちも非常事態なのにあっちはもっと非常事態で頼みの綱だったお婆ちゃんが帰って来ないとなると一気に不安に襲われた、「どうしたの?」電話のやりとりが気になったのか彼女が不安そうに聞いてきた、「う、うんなんかお婆ちゃんの友達が倒れちゃったみたい。」状況を簡単に説明する「大丈夫なの?」不安そうに聞いてくる「お婆ちゃんが少し傍に付いて上げるって、それより君はもう大丈夫?」少し間が空き彼女が答える「少しね」いろんなバタバタで彼女の事を何も知らない事に気付いた僕は「そういえば名前もまだ聞いてなかったね、あ、