『ゆか誕生日おめでとう』
私の親友である真理がいった『ありがとう』
私は本当に幸せだった。家にいても私の居場所はなかった。けれどここなら居場所がある…そんなことを思いながら誕生日会は終わっていった。真理がきをきかせてくれて家までおくってくれた。
『真理ありがとう。本当に今日は楽しかった』
『なにいってんの〜当たり前でしょ』
そんな事をはなしながら真理と別れた。そして私は家の玄関をあけようとした…その時『早く離婚してよ！ゆかももう高校生なんだし、私達が離婚寸前なんてこと分かってるのよ、隠したってむりよ』
母親の甲高い声が聞こえた
『誰が離婚の原因を作ったと思ってるんだ。あぁ。ハンコおせばいいんだろ』
父の低い声が私の胸に突き刺さる。重い雰囲気が漂う家に私は入る事に決めた
『…ただいま…』
『……』(あれ？おかしいな、返事がない。)
リビングを覗くと二人で紙をみつめながらじっと座っていた。
(やっぱり今日真理っちとまれば良かった↓)
すると父親がスーツケースを持ち立ち上がった…
『えっ？』私の心の声が口からでてしまった。すると父わ私の横を素どうりしていった…私は父が大好きだった。浮気ばかりしている母がとても嫌いだったからだ。
『お父さん。ゆかもお父さんについてく』
思わずいってしまった。父は『…ごめん』
そぅいいながら家を出ていった。。ここから私の悪夢が始まるのだ…
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