私の命はあと一年と言われた。
しかし、とんでもないことが起きた。
2月17日の私の誕生日のとき、急に私の体調が悪くなった。
意識不明の私は、すぐに病院に運ばれた。もう私は死ぬのか・・・。
なんでオマエみたいなのが、生まれてくんの?
近寄るなよ。病気がうつる。
いっそのことアンタなんか、死ねばいいのに!!
――――アンタナンカ、シネバイイノニ!!――――
・・・・・私はなんのために生まれてきたのだろう。母親は逃げ、
父は私に暴力を振る。生きる道がなくなった私はどこへ進めば
いいのだろう・・・。死んだららくだろうなぁ・・・・。
次の日、私はとうとう起き上がれなくなってしまった。そして、
聞いてしまった。
「娘さんの命は、あと4月ももたないかもしれません。」
あと約一ヶ月で死ぬ。そしてらくになる。うれしいような
かなしいような気もした。私は桜が咲いた頃、あの世へいける。
看護婦さんが私を治療してる時、私は言った。
「私って生きてる意味なかったのかなぁ・・・」
その時、看護婦さんは言った。
看護婦「もぅアナタは、助からないかもしれない。それでも
あきらめちゃダメ。せっかく神様が命をくれたのよ。アナタはとても
人らしい人なのよ。」
この人が私に命というものを教わった。そして生きる権利を
与えてくれた。
この世界、そして私の日記を読んでくれるみんな。私が死んでも
忘れない。
――――この私、「春華」という存在がいたこと――――
__生命のカウントダウン終わり__