ーシュナイツの戦いー
｢オイ！ジェラルド偵察も飽きた帰ろうぜ｣
斧を持った大男は全身鎧で固められた男に話しかけた
｢まぁ待てルパート焦るな、偵察も立派な任務だ…よし！全体オープンフォーメーション｣
ジェラルドはルパートの質問に答えた後、部隊全体に指示を出した
｢何かしら？アレ｣
ルパートの隣りにいた細身の女性がジェラルドに話しかけた
｢あぁ…アレか、バルキリーというらしい、最近、技術開発局が作ったんだそいだ｣
ジェラルドが答えた後女性は、ナルホドと思ったのかうなずいた
｢どうした？ジル気になるのか？｣
ルパートが聞いた
｢そういう訳じゃないんだけど…でもなんか上から監視されてるみたいで…なんか嫌｣
ジルが少し怒りながら言った
｢はは、そう言ってやるな戦闘力なら俺達歩兵隊とは比べものにならないんだから｣
ジルが少しムスッとした顔でジェラルドの話を聞いていた
｢クソ！！見ろよ…ジェラルド、ジル｣
先行していたルパートが前の方に指を指した
｢クソ！！魔族共め！！｣
ルパートが指した方向には壊滅している町があった
｢酷い…シュナイツが…｣
ジルは絶句していた
｢隊長後ろにハイエルフがいます。｣
一人の兵士が叫んだ。｢ジェラルドどうする？｣
ルパートが聞いく
｢決まっている！！ヤツラを皆殺しにする！！｣
ジェラルドがいきり立って叫んだ
｢全体！！戦闘準備、ヤツラに自分達がやった罪の重さを思い知らしてやれ！！｣
ジェラルドの命令と共に部隊は突撃していった
…続く
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