忘れ物

 2007-06-30投稿
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彼女の名前は須籐カヲル。小学6年生の中学受験生・・・。
その日、彼女は珍しく塾に忘れ物をした。その日何を忘れたかは彼女以外誰も知ることはない。
その日の22時頃、彼女は塾の教室にいた。忘れ物はまだ見つけていないようだ。

ヒタ

遠くから足音が聞こえた。自分の足音なのだと彼女は思った。しかし

ヒタ

また足音が聞こえた。彼女以外誰もいないはずだった。

ヒタ

彼女は青ざめた顔で教室に立ち尽くしていた。

ヒタ ヒタ

足音は彼女に迫っていった。
(逃げなきゃ・・・!)
しかし体が動かない。
突然足音が止まった。逃げようと振り向くと、
めのまえに女の人が立っていた。手には鉈。
彼女は金縛りにかけられたかのように、動けなくなった。女の人が笑った。そして彼女に鉈を振り下ろし、彼女は










次の日彼女はバラバラになって発見された。そして彼女の忘れ物は、どこを探しても見つからなかった。









ヒタ



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