「古賀くんが?君の生徒にかい?ちょっと待って。だがなぜ、君にも憑いているのか説明がつかないよ」
背筋がざわざわした。
あ、またきた。嫌な予感。『…とばっちりですよ。ただの。』
武藤は背筋がざわざわした嫌な予感がまたした。こうゆう予感が外れたことは今だに一度もないから、困り物だ。
「…もしかして除霊しようとしたのかい?」
『…………ごめんなさい』しばらく間が空いたあと、桜杯は呟くように言った。当たった。
武藤は頭がくらくらしてきた。なにしてんだこいつ!「君はもう…!何度も僕言ったよね、そーゆーことするなって!!素人なんだからするなって!!」
『すすすみません!今回はうまくできるかなって…』