家の中で暮らしてた、最近は入院と退院の繰り返しもう頭がおかしくなりそう。」そう言って彼女はまた泣きだした、「それで昨日あんな格好でここまで来たの?」彼女は弱々しく頷いた、「両親が心配してるんじゃないの?」「駄目!私帰りたくないの!お願い、後少しだけここにいさせて!」彼女は懸命に僕に訴えた、「でも、もし君が大変な事になったら、何の知識もない僕に君を守る事は出来ないよ…」彼女の希望に答えて上げたいけど、僕には梓の命をあずかる程の力が無い事に悔しさで押し潰されそうになった、「弱虫!」そう言って彼女は家