それでも。

かのん  2007-07-03投稿
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ねぇ、

こんなに悲しい気持ち、うまれて初めて感じた。
どれだけ涙を流した?

私の中の水分を出したぐらい。

一番“愛している人”だよ君は。
今でもだから、
それは変わらないから、

お願い。戻ってきて、

お願い。笑って?
いつもみたいに、無邪気な笑顔で、

おそろいの指輪。

・・・今君の手には、無くなっていた。

運命ってはかない。

そう思った。

でも、彼のお母さんが私に渡した物。

私の名前を入れた・・・ネックレス。

君は・・・どれだけ私を・・・泣かせたら気がすむの?

君が私に会いに行く前の、彼のバッグの中に、
“可愛い箱”が入っていた。

中には、彼の名前が入ったネックレス。
手紙を読んだ。

ミナへ

ハッピーバースデ-!ミナ!
ずっと大好きだよ!
俺に離れんな。

だから、ネックレスだよ!←?
俺の名前!
ちょっと恥ずかしいし。 でも、これホントだから、俺も離さないしミナも離すな。
愛してるから。
ジツワ一目惚れでした!

ユウジ

涙が流れた。でも笑顔にもなっていた。

“好きになってくれてありがとう。”
君の手を握って言った。
手紙の中の彼は、いつもの無邪気な彼だった。

馬鹿。

一目惚れはあんただけじゃないよ。

私だって一目惚れだった。

気持ちが一緒だった。

指輪がなくても、

繋がってるよ。

ネックレスは2つつける。

君のぶんと、私のぶんだよ。
ずっと離れない。

離れたくない。
私たちは

出会った瞬間からね、“運命”の時間が進んでたみたい。

なににも変えられない・・・。

“愛してる”私の大切な人。



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