片想い・5(告白)

結姫  2007-07-03投稿
閲覧数[413] 良い投票[0] 悪い投票[0]

初めて大西君からきたメールの内容は
「なんかあったん?」

ただそれだけの言葉。
でも、すごくすごく嬉しい・・・。
せっかく拭いた涙がまた出る。



『何もないよ!大西君からメールくれるのって初めてやねー☆なんか嬉しいなぁ〜ヽ(癶∀癶*)ノ』


『なんか』じゃなく、めちゃめちゃやけどね♪(笑)



「そっか☆急にこなくなったから心配したゎ☆・・・ってか、俺のこともしかして避けてる!?学校で全然会わないしっ」



・・・避けてないよって言いたいけど、ここで嘘ついても、また辛くなって避けちゃう気がする・・・。




「もしかしたら大西君迷惑なんちゃうかなって思って(>_<)大西君の彼女さんにも悪いかなぁって思って・・・」

そう送った。

しばらくして、返事がきた。


『迷惑な訳ないやん!それに俺、結構前に別れたから。』


・・・うそ!??
思いもしなかった内容のメールに、嬉しくてまた涙が出た。






そして。
お互い誤解が解けて、また前みたいにメールするようになったっ。
自分の気持ちがはっきりした。もう絶対あきらめない!!


千花に大西君のこと好きになったことを報告した。絶対怒る!!と思いきや、

「そっか☆なんか優衣変わった!今回のは本気なんやなって伝わってくるし♪(笑)頑張ってな☆めっちゃ応援してるしなぁ♪♪」


「ありがとう〜☆めっちゃ頑張る!!恋てこんな悲しいんやとか幸せなんやとか正直初めて知ってんかぁ〜。出会えてよかった・・・今日また大西君にメールしてみるー☆」


「そうかそうか♪ホンマ応援してるしな!!でももし何かあったらソッコー相談してやぁ〜??」


「うん!!千花ありがとう〜!!」










夜。

千花と話してから、大西君のこともっともっと知りたいと思った。
いつもの他愛ないメールから

「大西君は今好きな人いるの?」ときいてみた。

「今はいいへんかなぁー。そっちは好きな人いるん?」


・・・いいへんのかぁとガッカリしたと思いきや、まさかこっちも聞かれるなんて思ってなかった。・・・言ってしまってもいいのかな・・・





i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 結姫 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ