片想い・5(の続き)

結姫  2007-07-04投稿
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迷ったけど、


「ぅん。いるよ☆でも、うちの片思いやねん」

・・・ちょっとでも興味もってくれるかな。

すぐに返事がきた。


『そうなんやー!頑張ってな☆俺の知ってる人やったら協力するしな☆』



なにそれ。全然気付いてない・・・



ムカついた勢いで言ってしまった。。



「うちの好きな人。大西君やねん。」


後悔はしなかった。少しでも気付いて欲しかったから。後のことなんて何も考えてなかった・・・




『・・・そうなん?俺やったんか。・・・俺なんかやめとき。ごめん。』



ふられるかもってわかってたけど、やっぱり涙が出た。。
なんでそんな優しくふるん?
余計つらいやんか。。




諦めようと思って、一度携帯を閉じた。でも、しばらく考えて



「いきなり告白してもぅてごめんね。でも、やっぱこのまま終わるんは嫌やねんか・・・。だってまだ大西君のことわからないことだらけやし、大西君もうちのことまだ何も知らんやん?ワガママやと思うけど、今の告白は忘れて!!それでまた今まで通り、友達でいてほしい。」



『うん!!俺も友達やめるとか全然思ってないし、そっちがよければこれからもよろしくな☆』





今まで、終わった恋を追うことなんて全くなかった。それはきっと「また次探せばいい」って思ってたから。
でも大西君は違う。俺なんかやめとき。なんて理由で諦めれるモンじゃない。大西君の過去に何があったんだろう。たまに見せるぼーっとした顔も、もしかして何かを思い出してるのかな?




そんな事を考えながら、眠りについた。









続く



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