迷ったけど、
「ぅん。いるよ☆でも、うちの片思いやねん」
・・・ちょっとでも興味もってくれるかな。
すぐに返事がきた。
『そうなんやー!頑張ってな☆俺の知ってる人やったら協力するしな☆』
なにそれ。全然気付いてない・・・
ムカついた勢いで言ってしまった。。
「うちの好きな人。大西君やねん。」
後悔はしなかった。少しでも気付いて欲しかったから。後のことなんて何も考えてなかった・・・
『・・・そうなん?俺やったんか。・・・俺なんかやめとき。ごめん。』
ふられるかもってわかってたけど、やっぱり涙が出た。。
なんでそんな優しくふるん?
余計つらいやんか。。
諦めようと思って、一度携帯を閉じた。でも、しばらく考えて
「いきなり告白してもぅてごめんね。でも、やっぱこのまま終わるんは嫌やねんか・・・。だってまだ大西君のことわからないことだらけやし、大西君もうちのことまだ何も知らんやん?ワガママやと思うけど、今の告白は忘れて!!それでまた今まで通り、友達でいてほしい。」
『うん!!俺も友達やめるとか全然思ってないし、そっちがよければこれからもよろしくな☆』
今まで、終わった恋を追うことなんて全くなかった。それはきっと「また次探せばいい」って思ってたから。
でも大西君は違う。俺なんかやめとき。なんて理由で諦めれるモンじゃない。大西君の過去に何があったんだろう。たまに見せるぼーっとした顔も、もしかして何かを思い出してるのかな?
そんな事を考えながら、眠りについた。
続く