ベタ恋。No.6

Takya  2007-07-06投稿
閲覧数[329] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ついに電車が到着駅に着いた。
自分の思い込みだが彼女ととの幸せの時間が終わってしまった。
「プシューッ。倉山。倉山駅です。」
車掌のアナウンスが流れる。
その後に樹里亜さんが
「京介さん」
「はい・・・?」
「この時間帯の電車にいつも乗ってるんだったら私も乗ってるんで、もし見つけたら声をかけてくださいよ。」
「えっ・・・?はい。」「私、倉山女子大に通ってるんですよ。」
倉山女子大は偏差値も県内では高いレベルであり、何より可愛い子だけを取っているんじゃないか?
という噂があるぐらい可愛い子が多い大学なのだ。
「僕は倉山商科大に通ってます」
「結構近いじゃないですか。もしかしたら、通りすがりに会ってるかもしれないですね(笑)」
「そうかもしれないですね(笑)とりあえず、樹里亜さんを見かけたら話しかければいいんですよね。」
「はい。絶対ですよ。」
僕は思った。
この人俺の事良いって思ってるのか?と。
男は女の子の思わせぶりの態度にすぐ勘違いしてしまう傾向があるというのが僕の考えだ。
そう思って、お別れに挨拶をしようとして隣を見ると彼女がいない。
「あれ?消えた?」
よく周りを見渡してみると階段を猛ダッシュで駆け上がる彼女がいた。
周りが歩いてる人ばかりだったので更に目立つ。何かあったのか?
僕なんか変な事言ったっけ?
いや、話全然してないしな。
まぁ、彼女とまた会えるからいいか。
そう思い僕は大学へと歩いて行った。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 Takya 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ