片想い・6(彼の過去)

結姫  2007-07-06投稿
閲覧数[433] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「そっかぁ〜。告白したんや〜・・・」


「うん。ふられちゃった・・・。でも今は友達!!付き合いたいとかよりも、もっと大西君のこと知りたいねんか☆」


千花にメールの事を全部話した。


「そっか☆確かに、まだお互いの事知らんのにこのまま終わるって寂しいしなぁ〜。優衣、頑張って!!」


千花の言葉で、決心した。
すぐに諦めるのはやっぱりできない。今までみたいな恋じゃない。
もっと私を知ってもらおう。
もっと彼の事知りたい。。。









昼休み。
学校で珍しくメールを打った。

「大西君、弁当?よかったら中庭で一緒に食べない?」



『俺弁当☆おぅ〜!んじゃ今から中庭行くわ。』




しばらくすると、大西君が弁当片手に中庭に来てくれた。


「お☆早いね〜!つか初めてやな〜一緒に食うの☆」


「せやね♪食べよ食べよ☆お腹減ったぁぁ〜」


・・・本当は緊張して食べるどころではなかったけど、ハジケないとやってけない(笑)



「優衣ちゃんいい食べっぷりやな♪(笑)見てるだけでお腹いっぱいやー!」


「ぇえ!?どーゆう意味それ!?ま、まずそう!?(汗)」


「なんでやねん!逆や!めっちゃ旨そうに食うなぁー思て☆」



大西君と話してるうちに緊張がとれていった。優衣ちゃんて初めて言ってくれた気がする・・・嬉しいょぅ〜(泣)


「あ、あのさ!聞きたいことあるねんか〜。」


「ん?なんや?」


「言いたくなかったら言わなくていいんやけどな!・・・元カノさんといつ別れたん??」


「いきなり何やねーん(笑)別にええけどな☆せやなぁ〜・・・去年のクリスマスん時。」



「ぇ!?クリスマス??け、ケンカしたんですか??」


「う〜ん・・・ケンカちゃぅねんけど、まぁ俺が全て悪いねん」


そう言った大西君の顔は悲しそうだった。
これ以上聞いてはいけない気がして、別の話に切り替えた。
昼休みが終わり、また今夜メールしていい?と聞くと、
「あ〜今日はしなくていいよ!!」
と答えて教室に戻っていった。え?どうゆうこと?と、全く意味がわからないまま、今日の授業終了。

家に帰り、やっとその意味がわかった。


ベッドでくつろいでいると、携帯が鳴った。


「ん?・・・大西君から電話!?」



急いで携帯に出た。










続く




i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 結姫 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ