「そっかぁ〜。告白したんや〜・・・」
「うん。ふられちゃった・・・。でも今は友達!!付き合いたいとかよりも、もっと大西君のこと知りたいねんか☆」
千花にメールの事を全部話した。
「そっか☆確かに、まだお互いの事知らんのにこのまま終わるって寂しいしなぁ〜。優衣、頑張って!!」
千花の言葉で、決心した。
すぐに諦めるのはやっぱりできない。今までみたいな恋じゃない。
もっと私を知ってもらおう。
もっと彼の事知りたい。。。
昼休み。
学校で珍しくメールを打った。
「大西君、弁当?よかったら中庭で一緒に食べない?」
『俺弁当☆おぅ〜!んじゃ今から中庭行くわ。』
しばらくすると、大西君が弁当片手に中庭に来てくれた。
「お☆早いね〜!つか初めてやな〜一緒に食うの☆」
「せやね♪食べよ食べよ☆お腹減ったぁぁ〜」
・・・本当は緊張して食べるどころではなかったけど、ハジケないとやってけない(笑)
「優衣ちゃんいい食べっぷりやな♪(笑)見てるだけでお腹いっぱいやー!」
「ぇえ!?どーゆう意味それ!?ま、まずそう!?(汗)」
「なんでやねん!逆や!めっちゃ旨そうに食うなぁー思て☆」
大西君と話してるうちに緊張がとれていった。優衣ちゃんて初めて言ってくれた気がする・・・嬉しいょぅ〜(泣)
「あ、あのさ!聞きたいことあるねんか〜。」
「ん?なんや?」
「言いたくなかったら言わなくていいんやけどな!・・・元カノさんといつ別れたん??」
「いきなり何やねーん(笑)別にええけどな☆せやなぁ〜・・・去年のクリスマスん時。」
「ぇ!?クリスマス??け、ケンカしたんですか??」
「う〜ん・・・ケンカちゃぅねんけど、まぁ俺が全て悪いねん」
そう言った大西君の顔は悲しそうだった。
これ以上聞いてはいけない気がして、別の話に切り替えた。
昼休みが終わり、また今夜メールしていい?と聞くと、
「あ〜今日はしなくていいよ!!」
と答えて教室に戻っていった。え?どうゆうこと?と、全く意味がわからないまま、今日の授業終了。
家に帰り、やっとその意味がわかった。
ベッドでくつろいでいると、携帯が鳴った。
「ん?・・・大西君から電話!?」
急いで携帯に出た。
続く