「村上さん〜!お母さんから、電話ですよ!」寮母さんが内線で俺を呼ぶ、ふと携帯を見ると充電が切れていた。 「すいません。すぐ降ります。」三階から階段を掛け降りた。 「もしもし」 「雅人、あんた携帯どないしたん?繋がれへんよ!そうめん送ったから、明後日に届くから・・・etc・・・。」長々と母の愚痴が続いた。 飲んだくれの父の事、連絡の無い兄の事、同じ歳の親戚に子供が出来た事、いつも通り最後は俺に彼女が出来たのかだった。 出来る訳がない、最強の彼女が今も心の中に生きている。
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