ケータイのアラームが鳴る前に、胸騒ぎで目が覚めた。 何かは分からないが....とても哀しい夢を見たのを覚える。 その直後、沈黙を破るように電話が鳴った。朝にふと思った予感が的中していた。 『歩美、事故で...』 目をつぶると、受話器を落として涙を流す自分がいた。貴方は俺を残して一人、星になった。 もう会えない場所へ行ったのは分かってる。でも手がとどきそうだからいつも一人で伸ばしてる。貴方が今いる、真夏の夜空へ...
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