第2話 『もう一人の捜査官』
『FBL』アメリカ国内だけでなく全世界のあらゆる事件を担当する。アメリカ、アジア、EUなど世界最高峰の人材が結集している。
……そしてその頃アメリカ『FBL』本部では
「おいおい聞いたか??志樹のやつ日本だってさ」「知ってる知ってる!!さすがは天才児だな。英才教育のたまものって感じ」
小太りの男とヒョロッとした背の高い男が話していた。
??「ついにあいつも初仕事だな!!念願の捜査だからって舞い上がらなきゃぃぃけど…」
「スッ、スティーブさん!!!!驚かさないで下さいょ」
二人の男はあまりの驚きに持っていた書類を落としてしまった。
スティーブ「なにそんなに驚いてるんだょ〜。しかしまさか志樹のやつあの歳でSランクの任務を任されるとはな!! 確かに驚きだな」
「なんでもあの例の組織絡みらしぃっすょ!!」
その時落ちた書類を集めていたスティーブの手が止まった。
スティーブ「ん???なんだあいつも日本に行ってるんか。」
「あ〜はい。なんでも今日にでも志樹と合流するらしぃっすょ」
スティーブ「へぇ〜日本人コンビか。 『ファルコン』と呼ばれた男『二宮隼』…」
…日本『精山高校 校長室』
校長と思われる老人と20代前半くらいの背の高い男が向い合っていた。
校長「え〜二宮隼君だね。今日から臨時教員としてよろしく頼むよ!!」
隼「…はい!!よろしくお願いします」