ときは夏休み。運動部に入っていたらちょうど地獄のような練習が始まり死んでいたころだろう。しかし、そんなこととは無縁な奴がいた・・・・・・・。「あっちぃ いまにも死にそうだぁ。」そういってこの暑さに負け、うなだれている奴。 そう! こいつこそがこの物語りの主人公である塚元 浩二だ。
浩二は磐梯高等学校の一年生、しかもサッカーはずば抜けてうまい。「じゃあサッカー部に入れば?」みんなそう思うはずだ。しかしこの磐梯高校にはサッカー部がないうえゴールもなかった。もちろんこのバカがこのことを知ったのは入学式が終わったあとだった。
たぶん・・・つづく