俺は部活に行く咲里を見送った。その後すぐに俺も部活に行った。遅れたがら部長にこっぴどく怒られた。
部活が終わり雅也と達也に今日あった事を全て話した。二人共素直に喜んでくれた。
それから俺と咲里は一緒に登下校したりデートじりした。さすがにちょっと恥ずかしかったかな。
それから数日後に俺にとって忘れられない事が起こった。それは俺がまたベランダで寝てた時だった。この前のみたいに咲里が「わっ！」と脅かしてきた。
「またかよ…。たのむから少し寝かさせてくれよ。」「ダーメ！いい加減にシャキッとしなよ。そんなんじゃ成績落ちちゃうよ。」「大丈夫だよ。俺は俺でやってるからへーき。」「はぁ…もうずっとそこで寝てれば！」「チャイムが鳴るまでな〜。じゃあお休み〜。」「うん、お休み。」
その時だった寝っ転がってる俺にキスをしてきた。
「なっ何するんだよ！」「ダメだった？」「いや、そうじゃなくてさぁ、俺のファーストキスだったから」「ほんとに？やった！司のファーストキスゲット！ちなみに私もファーストキスだったんだ〜。」「なおさら俺はファーストキスはもっとちゃんとしたのが良かったな。」「そう？ごめん…。」「いよいよ、もうしちゃったんだからな。」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「あっチャイム鳴ったな。はやく教室に戻るぞ！」「あっ司まってよ〜」「待ってやるからはやくしろよ。じゃあないと咲里置いてくぞ！」「まってよー！すぐ行くから！」「たく…困ったもんだな。」
それから俺と咲里は一緒の大学にまで行く事にもなった。これからも咲里と一緒に居れるといいな…。
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