たれ目マニア☆25

じゅりあ  2007-07-10投稿
閲覧数[342] 良い投票[0] 悪い投票[0]

見つけた絆創膏を片手に振り向く和也。
ちょっと笑いながら、
「そんなんしてっと襲うぞ」

「いいよ」

抱きついたまま答えた私。
しばし沈黙…。

和也の右手が、私の髪をわしわし。その手を腰に持って行くと抱き上げ、もう一度ベットに座らせる。

和也からキスをしてくれた。
正直、あんまりキスとかしない和也。
だから凄く愛情感じて嬉しかった。

シャツのボタンに手をかけられて、

来た!!

と思ったんだ。

けど、それ以上は進まなかった。

(何で?)

まだ美紀先輩を…好きだから?

「か、和…」
言い掛けた私の唇をキスで塞ぐ。

そして美紀先輩との関係を話し始めた。
人を信じられなくなった事や童貞を捨てた時の事を。

「なぁ、彩…。今はお前を抱けない。
けど、それはまだお前を汚したくないからだ」

目を見てゆっくりと語る。
「俺にだって性欲がある。けど、お前を大事にしたいとも思ってる。
焦らずにゆっくりでも良いと思わないか?」

彼の出来る限りの優しさに思えた。

私は答える。
「うん。
和也が我慢できなくなるくらいの良い女になるから!」
目を丸くした和也は「すでに我慢出来ないかも」と苦笑いした―。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 じゅりあ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
憧れのモデル体型
2800円で可能!?


▲ページトップ