この日…この日のために生きて来た。12年前のあの日から今日この瞬間が来るのを…。 俺を不幸にしといて自分たちは自分たちで家族三人仲良く暮らして…。今朝俺が乱入した時にあいつら「誰だ!」とかぬかしやがった。そして俺は二人を殺した。残るは一人…。中学生くらいの娘だ。 「君は今何歳かな?まぁ見た感じは中学生ってとこかな。どうだ当たってるだろ?」 彼女は小さく頷いただけだった。しょうがないか…。まだ時間がありそうだな。 「少しおしゃべりでもしようか。死ぬ前に…ね」
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用