「じゃあ、スピード!」
2人しかできねえだろ。
「俺、遊○王カード持ってるぞ」
うるせえ死んでしまえ。
「神経衰弱だな。」
まぁいいか。まだ時間はあるしな。
並べられたカードを見つめる異様な一同がいる。
――まぁ俺達だが
その中でも一際カオスを放つ奴がいる
上原――――であって欲しかったが、意外な事に菊姫が発生源っだ。
一周目、上原→菊姫→三鷹→俺の順番で回し、
二周の菊姫の番。
[スペード2]→[ダイヤ2]
[ハート6]→[スペード6]
おぉ。たいしたものだ。
[ハート11]→[スペード11]
[ダイヤ11]→[クローバー11]
なんだコイツ。神がかってるのにも程があるぞ
[ジョーカー]
上原、お前はな…馬鹿か?ジョーカー?
→[ジョーカー]
おいおいおいおい。
菊姫の奴。全部持っていきやがった!
なんっちゅー才能だ、是が非でも、わけてほしい。
「どんなもんよ。」
無い胸を…ごほん。胸を張っている菊姫は無意味やたらに輝いてみえた。
コツとかあるのか?
「そうね、言って見れば‥勘ね。」
鋭すぎんだろ。
「再戦だ。上原の名にかけて玉砕してやる!」